【PR】 本記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。記載内容は2026年7月30日時点の公式情報にもとづいています。
「バイトのシフトと実習で、平日がまるごと消えていく」 「家に帰ったら試験勉強。投資について調べる気力なんて1ミリも残ってない」 「投資はやった方がいいらしいけど、そんな時間どこにあるんだ?」
こんなふうに思ったこと、ありませんか。僕もまったく同じでした。
でも、結論から言います。投資に必要な時間は、最初の30分だけです。そのあとは、あなたが何もしなくても勝手に積み上がっていきます。
僕は現在大学4年生で、JFLクラブのユースチームでメディカルトレーナーをしながら資格試験を控えていて、その合間にアルバイトのシフトも入っています。そんな生活のまま、2024年1月から積立投資を続けて、2026年7月時点で評価額は150万円を超えました。
それでも株価を見ている時間は、ほぼゼロです。
そこで今回は、忙しい大学生が「投資のことを考える時間」ごと消してしまうための3つの秘訣 と、忙しい人ほど落ちてしまう1つの罠を、実際の設定画面を見せながら解説します。
今日30分だけ設定を頑張れば、月1万円でも40年後には約1,500万円(元本の3倍以上)になる可能性がある。あなたの時間は1秒も使いません。
忙しい大学生ほど「ほったらかし」で積み上がる。手を動かすのは最初の1回だけ

結論から言うと、忙しくても投資はできます。 というより、忙しいかどうかはあまり関係ないと僕は思います。
クレジットカードで投資信託を積み立てる「クレカ積立」を設定してしまえば、入金も注文も自動 になるからです。あなたが手を動かすのは、最初に設定する1回だけ。
僕は2024年1月から毎月4万円を積み立てていますが、証券口座にお金を入れた記憶はほとんどありません。 毎月淡々とクレジットカードの利用通知が届くだけです。
イメージとしては、手動の投資が「毎朝の水やり」、クレカ積立が「自動水やり装置」 です。忙しい人に必要なのは、毎朝きちんと水をやる根性ではなく、装置のほうですよね。
だからこの記事のゴールは、「今日1回だけ手を動かして、あとは忘れること」 です。忙しい大学生こそ、今の30分を頑張るだけで未来が劇的に変わります。
「投資してる暇がない」の正体は、時間じゃなくて”毎月の手作業”だった

忙しさを言い訳だと切り捨てるつもりはありません。実際、忙しいですから。ただ、投資のどこに時間を取られるのかを分解してみると、消せる部分と消せない部分がはっきり分かれます。
手動でやると、毎月3つの作業が発生する
手作業でやる積立には、毎月3つの手間がかかります。
なぜなら、投資信託を買うには証券口座にお金が入っている必要があるからです。具体的には「①銀行アプリを開く → ②証券口座に入金する → ③ファンドを選んで注文する」の3ステップ。これが毎月やってきます。
仮に1回5分で終わるとしましょう。それでも計算するとこうなります。
- 1年で:5分 × 12か月 = 60分
- 40年で:5分 × 12か月 × 40年 = 2,400分(約40時間)
40時間です。大学の授業に置き換えたら、まる1学期分に近い時間を「入金」に使うことになります。
つまり「投資する時間がない」の正体は、投資の勉強ではなくこの毎月の作業のほう だったわけです。
本当に怖いのは、時間より「入金を忘れて積立が止まる」こと
忙しい人にとっての最大のリスクは、損することよりも”続かないこと”です。
理由は、手動の積立が「あなたが覚えていること」を前提にしているからです。試験期間やシフト、実習が重なった月に入金を忘れれば、その月の買付は行われません。そして1回止まると、そのまま再開しないまま半年経っていた、というのがよくある話です。
僕の場合、実習と試験勉強が重なった週は、投資のことを考えている時間はほとんどありません。手動だったら、たぶん飛ばしていた月がいくつもあります。
だから、忙しい人が最初に解決すべきなのは、金額でも商品でもなく、「毎月の手作業を消すこと」 なんです。
そもそも、なぜ大学生、20代のうちから投資を始めるのかが気になる方は、こちらの記事もどうぞ。
忙しい人の投資は、この「3つの秘訣」で自動化が完成する

秘訣と言っても、難しい話ではありません。やることは3つだけで、しかも順番が決まっています。壁に並んだ3つのスイッチを、上から順に押していくイメージ で読んでください。
所要時間の目安も書いておくので、今日どこまでやるかを先に決めてもらえたらと思います。
| 秘訣(スイッチ) | やること | 目安時間 | 用意するもの |
|---|---|---|---|
| ① | 三井住友カード(NL)を発行する | 申込10分 | 本人確認書類・引落口座 |
| ② | SBI証券の口座を開く(NISA口座も同時に申し込む) | 申込15分 | 本人確認書類・マイナンバー |
| ③ | クレカ積立を設定する | 5分 | ①のカード情報 |
秘訣①:カードを作る(年会費永年無料・18歳以上でOK)
最初に作るのは「三井住友カード(NL)」です。
理由は2つあって、年会費が永年無料 であること、そして満18歳以上(高校生を除く)なら大学生でも申し込める ことです。未成年の場合は親権者の同意が必要になります。
クレカ積立は「カードがないと何も始まらない」ので、ここが自動化の入口になります。年会費のかかるカードだと、忙しくて使わなかった月にコストだけが残ってしまう。だから入口は、持っているだけでは持ち出しが出ないカード を選んでおくのが安全です。
僕もこのカードから始めました。貯まったVポイントだけで食事と書籍を買ったことがあります。現金は1円も使っていません(あれはちょっと気持ちよかった)。
なお、ポイント付与率だけを見ると三井住友カード ゴールド(NL)のほうが有利です。ただしゴールドの申込対象は原則として満20歳以上で安定継続収入のある方となっているため、多くの大学生は対象外になります。まずは一般のNLカードから入るのが現実的 です。
カードそのものの中身については、こちらで詳しく書いています。
入会キャンペーンの内容が気になる方はこちらもどうぞ。
秘訣②:SBI証券の口座を開く(NISA口座を”同時に”申し込む)
証券口座はSBI証券で開きます。そして申込画面で「NISA口座を同時に申し込む」に必ずチェックを入れてください。
理由は、後から申し込むと書類のやり取りがもう一度発生するからです。忙しい人にとって「2回目の手続き」は、脱落ポイントとして一番危ない。1回で済ませられるものは1回で済ませます。
新NISAは、投資で得た利益にかかる約20%の税金が非課税になる制度です。利益を守ってくれるバリア のようなものだと思ってください。ここを飛ばすと、せっかく増えた分から税金が引かれることになります。
申込自体はスマホで15分ほど。開設完了の連絡が来るまでの数日間は、こちらでやることは何もありません。
証券会社を迷っている方は、選んだ理由をこちらに書いています。
新NISAそのものがよく分からない、という方はこちらから。
口座開設の特典を確認しておきたい方はこちらもどうぞ。
秘訣③:クレカ積立を設定する(ここで自動化が完成する)
最後に、SBI証券にカードを登録して、買いたいファンドの決済方法を「クレジットカード」にするだけです。 これで終わりです。
なぜこれで自動化が完成するかというと、以後は毎月カード側で決済されるので、証券口座への入金そのものが不要になる からです。三井住友カードの公式ページにも「毎月証券口座に資金を入金する手間がございません」と書かれています。
SBI証券でのクレジットカードの登録手順


SBI証券での積み立て設定手順





設定のポイントは3つあります。
- 積立金額:毎月100円〜10万円の範囲で設定できます
- 預り区分:「NISA(つみたて投資枠)」を選びます。ここが「特定/一般」のままだと、利益に約20%の税金がかかります
- 締切日:積立設定の締切は毎月10日です。カード利用日は当月14日頃なので、10日を過ぎると翌月スタート になります
つまり、思い立った日にやってしまうのが一番早い。3つ目のスイッチを押した瞬間から、あなたの投資に必要な時間はゼロになります。
「何を買えばいいのか」で止まる人が多いので、ここは短く言い切ります。 つみたて投資枠の対象になっている、全世界株式か米国株式のインデックスファンドから1本選べば、忙しい人の第一歩としては十分です。
商品選びで迷ったら、こちらで比較しています。
【ここが罠】忙しい人ほどハマる「年間10万円の壁」

ここからが、この記事でいちばん読んでほしいところです。
上位に出てくる記事のほとんどが触れていない、けれど大学生が何度も質問している話をします。僕自身、始めたあとに知って「先に言ってくれ!」と思った内容です。
2年目から、ポイント付与率が0%になる条件がある
三井住友カード(NL)のクレカ積立でもらえるVポイントには、2年目から条件が付きます。
理由は、2024年11月買付分からポイント付与のルールが変わったからです。三井住友カードの公式ページには、こう書かれています。
| カード入会年度 | 条件 | クレカ積立のポイント付与率 |
|---|---|---|
| 初年度 | 利用条件なし | 0.50% |
| 2年目以降 | 前年、年間10万円以上の利用 | 0.50% |
| 2年目以降 | 前年、年間10万円未満の利用 | 0.00% |
入会初年度は無条件で0.50%。でも2年目以降は「前年にカードを年10万円以上使っていること」が条件で、届かないと0.00%になります。 キャンペーンの話ではなく、常設のルールです。
この条件、大学生の間でもよく話題になっています。Q&Aサイトを覗くと「一番下のランクのカードだと、年間10万円使わないとポイントが付かないのか」という趣旨の相談がいくつも並んでいました。始める前に気づけた人は、まだ運がいいほうです。
つまりクレカ積立は「設定して終わり」ではなく、カードを年10万円分使い続けることまで含めて1セット なんです。
しかも「積立額そのもの」は、その10万円にカウントされない
ここが本当の罠です。クレカ積立で払っている金額は、年間カード利用金額の集計に入りません。
これも公式ページに明記されています。「『三井住友カード つみたて投資』のクレカ積立額は、年間カードご利用金額の集計対象となりません」と。
たとえば月3万円を積み立てていれば、年間36万円をカードで払っている感覚になりますよね。でもこの36万円は、10万円条件のカウントにはゼロ です。
イメージで言うと、積立は「定期券」、10万円条件は「回数券」 です。定期券をどれだけ使っても、回数券のスタンプは1個も押されません。「自動化したから安心」と思っている人ほど、この勘違いで落ちます。
対策も自動化 固定費をカードに寄せるだけでいい
解決策はシンプルで、毎月出ていく固定費をカード払いにまとめるだけです。 これも一度設定すれば、あとは自動で積み上がります。
なぜこれで足りるかというと、年10万円は毎月平均で約8,400円 だからです(100,000円 ÷ 12か月 ≒ 8,400円)。サブスクや携帯料金、水道光熱費あたりをこのカードに寄せれば、意識しなくても十分届く水準です。スマホ代とサブスク以外にも、友達との飲み会代や日々のコンビニ、Amazonの買い物を意識してこのカードにまとめるだけで、案外月8,400円はサクッと達成できます。
僕も現在実家ぐらしですが、生活費の支払いをこのカードに集約しているので、条件は自然にクリアできています。ポイントのために新しくお金を使っているわけではありません。毎月必ず出ていくお金の経路を変えただけ です。
ただし、カウントされない支払いもあるので、ここは先に潰しておいてください。
| カウントされない支払い | いーとからのひとこと |
|---|---|
| 三井住友カードつみたて投資(SBI証券) | いちばんの落とし穴 |
| 交通系IC・楽天Edy・WAON・nanacoへのチャージ | 定期代をSuicaチャージで払っている人は要注意 |
| 国民年金保険料などの保険料 | |
| 年会費(クレジットカード・ETCカードなど) | |
| リボ払い・分割払いの手数料 | |
| キャッシング利用分 |
交通系ICへのチャージが対象外なのは、意外と知られていません。「定期代をカードで払ってるから10万円は余裕」と思っていたら、実は1円もカウントされていなかった、という事故が起きうるので。
最後に、フェアな話もしておきます。
ポイントが0%になったとしても、積立そのものが無意味になるわけではありません。 増えるはずだったポイントが増えないだけで、投資の中身は何も変わらない。逆に、ポイントのために生活費を増やすのは本末転倒です。年10万円に届かないなら、届かないまま積立を続けるほうが健全 だと僕は思っています。
【実録】バイト・実習・試験勉強の合間に、僕が実際にやっていること


ここまでの話が机上の空論じゃないことを見せておきます。恥ずかしいところも含めて、そのまま書きます。
平日はこうやって埋まっていく
正直に言うと、僕の1週間には投資のことを考える隙間がほとんどありません。
大学の授業に加えて、JFLの地域クラブのユースチームでメディカルトレーナーをしています。選手のケアをして、ウォーミングアップや応急対応、怪我選手のリハビリなどピッチを走り回って、負傷者が出れば真っ先に飛び出していく。そういう役割です。
そこにアルバイトのシフトが入ります。10:00〜15:00の日もあれば、17:00〜21:00の日もある、10:00〜22:00の日もある。帰宅したら、資格試験の勉強が待っています。
チャートを開く体力なんて、正直まったく残っていません。
それでも積立が止まらなかったのは、僕の意志が強いからではありません。止まらない仕組みにしてあったから です。続いた理由を性格や根性のせいにすると、たいてい再現できないんですよね。
下落相場でも積立を止めなかった理由は「見ていなかったから」
僕は投資しているこれまでの間に、何度か大きな下落を経験しました。それでも一度も積立を止めていません。
理由は精神力ではなく、そもそも毎日見ていないから、止めるという発想が出てこなかった からです。
SNSで騒ぎになっているのを後から知って、久しぶりに口座を開いた、くらいの温度感でした。冷静だったわけではなく、単に気づくのが遅かった。
でもこれ、忙しい人にとっては弱点じゃなくて武器 だと思っています。相場が下がったときにいちばん多い失敗は「怖くなって止めること」なので、見ていない人はそもそもその失敗ができません。
奨学金を返しながら積み立てる、という現実
もう1つ正直に書くと、僕には奨学金があります。実質200万円で、2026年10月から返済が始まります。
「借金があるのに投資していいのか」という疑問はもっともで、僕自身ずっと考えてきました。教科書的には、金利の高い借金は先に返すのが正解です。
僕が選んだのは、生活を削らない範囲で積立を続けて、返済が始まったら金額を見直す という形でした。バイト代から無理なく出せる範囲を超えたら、迷わず調整するつもりでいます。
完璧な状態が整うのを待っていたら、たぶん一生始められません。金額はあとで変えられるけれど、始めた時期だけは変えられない。 僕がこの順番を選んだ理由は、それだけです。
月1万円と月3万円で、将来どれだけ変わるか


金額の話をします。ここは決めるのに時間をかけなくて大丈夫です。あとから何度でも変えられる ので。
年利5%で試算するとこうなる
月1万円でも20年続ければ、元本240万円が約411万円になる計算です(年利5%で試算した場合)。
理由は、積立投資では期間が長くなるほど「利益がさらに利益を生む部分」が大きくなるからです。これを複利と呼びます。
| 期間 | 月1万円(元本) | 月1万円(評価額) | 月3万円(元本) | 月3万円(評価額) |
|---|---|---|---|---|
| 10年 | 120万円 | 約155万円 | 360万円 | 約466万円 |
| 20年 | 240万円 | 約411万円 | 720万円 | 約1,233万円 |
| 30年 | 360万円 | 約832万円 | 1,080万円 | 約2,497万円 |
| 40年 | 480万円 | 約1,526万円 | 1,440万円 | 約4,578万円 |
こうして並べると分かりやすいのですが、忙しい大学生が持っている最大の資産は、お金ではなく「残り時間の長さ」 です。
月1万円を40年続けた場合、自分で入れたお金は480万円。それに対して評価額は約1,526万円です。つまり増えた分(約1,046万円)のほうが、自分で入れた金額より多くなる 計算になります。この差を作っているのは、あなたの努力ではなく時間 です。
ちなみにクレカ積立でもらえるVポイントは、付与率0.5%ならこうなります。
| 積立額 | 月あたり | 年あたり |
|---|---|---|
| 月1万円 | 50ポイント | 600ポイント |
| 月3万円 | 150ポイント | 1,800ポイント |
年1,800ポイントなら、書籍1冊分くらいは戻ってくる計算です。ただしこれはおまけ の話で、投資の本体はあくまで積立のほうだと思ってください。
「就活が終わってから」の1年が、いくらの差になるか
1年先延ばしにすると、40年後の差は月1万円で約86万円、月3万円で約258万円になります(年利5%で試算した場合)。
理由は、積立の期間が1年短くなると、複利が効く時間もまるごと1年分減るからです。しかも減るのは「最後の1年」ではなく「大きく複利が効いていたはずの1年」なので、影響が大きく出ます。
計算するとこうです。
- 月1万円 × 40年 = 約1,526万円
- 月1万円 × 39年 = 約1,440万円
- 差額:約86万円
設定にかかる30分と、約86万円。 どちらを取るかという話でしかありません。
「忙しいから」で失敗する3つのパターンと、その回避策


自動化には、自動化なりの落とし穴があります。僕が見てきた(そして自分でもやりかけた)3つを書いておきます。
パターン①:設定して満足し、カードを一切使わなくなる
いちばん多いのがこれです。さっきの「年10万円の壁」に、静かに落ちます。
理由は、自動化した安心感でカードの存在そのものを忘れてしまうからです。財布に入れっぱなしのまま1年経つ、というのは普通に起こります。
対策はひとつだけ。初回設定を終えた直後に、サブスクか携帯料金の支払い方法を、そのカードに変えてしまうこと です。5分で終わりますし、以後は放置でかまいません。
自動化とセットで、「使い道の自動化」も同じ日に済ませておく。 これで①は防げます。
パターン②:通知を見すぎて、下落のときに止めてしまう
逆に、見すぎるのも失敗します。
理由は、株価が下がるのは普通のことだからです。長く積み立てていれば、下落する局面には何度も出会います。そのたびに反応していると、忙しさとは別の理由で消耗していきます。
対策は2つ。証券アプリのプッシュ通知をオフにする ことと、残高を見る日を年1回に決める ことです。僕は年に数回しか開いていません。それで困ったことは、今のところありません。
「ほったらかす」には、ほったらかすための設定がいる。ここは意外と見落とされがちです。
パターン③:生活費や学費まで積立に回してしまう
積立額は「なくても今月を越せる金額」に収めてください。
理由は、投資は元本が保証されていないからです。使う予定のあるお金を入れてしまうと、値下がりしているタイミングでも売らざるを得なくなります。これがいちばんもったいない負け方です。
バイト代の変動が大きい人は、いちばん少ない月の収入を基準に金額を決める と安全です。足りなくなったら止める、ではなく、最初から止めなくていい額にしておく。積立額は途中でいつでも変更できます。
先に守るのは生活で、投資はその上に乗せるもの。この順番だけは崩さないでください。
扶養と確定申告について、ひとこと。 親の扶養に入っている方は、投資の利益が扶養の判定に影響する場合があります。NISA口座の中で出た利益は非課税という制度になっていますが、課税口座で利益が出た場合の扱いや年収の条件は人によって違います。判断に迷う場合は、税務署や専門家にご確認ください。
「時間がないなら投資はやめとけ」への、僕なりの答え


「大学生 投資 やめとけ」で検索したことがある方もいると思います。この意見、僕は半分は正しいと思っています。
「やる/やらない」の二択で考えるから詰まる
「やめとけ」が正しいのは、毎日値動きを追う投資の話です。
理由は、投資と一口に言っても「調べ続ける投資」と「決めて放置する投資」があり、必要な時間がまったく違うからです。ひとくくりに語るから、話がねじれます。
僕自身、個別株のバリュー投資も勉強していて、2026年6月にはアメリカン・エキスプレス(AXP)を買いました。ただこちらは、10-K(年次報告書)を読み込んで、オーナー利益を計算して、安全域を取って……とやることが多い。正直、時間がある人、または投資が好きな人向け です。
僕もやることは多く、銘柄分析のための時間を取るのも大変ですが、投資が好きなので続けられています。
一方で積立のほうは、設定してから一度も触っていません。同じ「投資」でも、必要な時間がまるで違うわけです。
だから問うべきは「投資をやるか」ではなく、「どの投資なら、今の自分の生活に合うか」 だと思っています。
それでも今は無理、という人への第三・第四の選択肢
「言いたいことは分かるけど、今はやっぱり無理」という方のために、他の選択肢も用意しておきます。
- 選択肢①:金額を下げて始める。 クレカ積立は月100円から設定できます。まず仕組みだけ作って、金額はあとで上げればいい
- 選択肢②:期間を区切る。 「資格試験が終わるまでは月5,000円」と決めて、終わったら見直す
- 選択肢③:カードだけ先に作る。 証券口座の開設には数日かかるので、着手だけ済ませておく
どれを選んでもかまいません。やってほしくないのは「時間ができたら考える」で保留にすることだけ です。時間は、待っていても増えないので。
知識は「始めたあと」に、スキマ時間で足していけばいい
勉強してから始めるのではなく、設定を終えてから少しずつ知識を足していくのがおすすめです。
理由は2つあります。ひとつは、理解が追いつくのを待っている間も、複利が効く時間は減り続けること。もうひとつは、実際に自分のお金が動いていると、同じ説明でも頭への入り方がまったく違う ことです。
とはいえ、何も知らないままでいいとは思っていません。 知らないままだと、下がったときに手放してしまいますし、うまい話にも引っかかりやすくなります。
そこで、このブログの使い方をここに書いておきます。忙しい人が投資の勉強で挫折するいちばんの原因は、どれから読めばいいか分からないこと だと思っているので、当ブログでは順番を決めて記事を書いています。
①まずは制度そのものを知る
②今あなたが積み立てているものの正体を知る
③オルカンとS&P500、どっちにするか決める
④やってはいけない行動を知る
⑤もっと深く学びたくなったら本へ
全部読む必要はありません。まずは①だけでいいです。 ②以降は、気が向いたときで大丈夫。通学中の電車で1本ずつ、くらいのペースで十分に追いつきます。
僕自身、投資についてまだまだ勉強中です。投資を通して人生が豊かになるよう共に学んでいきましょう!
忙しい大学生の投資に関するQ&A
まとめ|今日やることは、1つだけです


今回は「忙しい大学生でも投資は続けられるのか」というテーマを扱いました。要点を振り返ります。
- 忙しい人に足りないのは勉強時間ではなく、毎月の手作業を消す仕組み。 手動だと入金だけで40年間に約40時間かかる計算になります
- 3つの秘訣(①カード → ②SBI証券の口座 → ③クレカ積立の設定)で自動化は完成する。 所要時間は合わせて30分ほど
- ただし1つだけ罠がある。 2年目以降は前年に年10万円カードを使っていないとポイント付与率が0.00%になり、しかも積立額はその集計に入りません
- 対策も自動化できる。 固定費をカードに寄せれば、月平均約8,400円で条件をクリアできます
- 知識は始めたあとに足していけばいい。 通学中の電車で1本ずつ読めるように、記事の順番を決めて並べてあります
そして最後に、いちばん大事な数字をもう一度。
1年の先延ばしは、40年後に月1万円で約86万円、月3万円で約258万円の差になります(年利5%で試算した場合)。設定にかかるのは30分です。
実習でもバイトでも試験期間でも、一度設定してしまえば、あなたが寝ている間に積み上がっていきます。今日やるのは「①カードを作る」だけでかまいません。 ②と③は、カードが届いてからで間に合います。
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