20代に資産形成は必要?19歳で始めた僕が5ステップの始め方を解説

「新NISAってよく聞くけど20代の自分にも必要なのかな?」「資産形成って言われてもよくわからない。何から始めたらいいの?」こんな悩みありますよね?

そんなあなたにこの記事はピッタリです。この記事ではなぜ20代こそ資産形成が必要なのかや資産形成を今日始められるロードマップを解説しています。

僕自身も知識ゼロの状態から、19歳のときに月4万円の積立投資を始めました。投資歴は3年目、累計の積立額は120万円、現在の評価損益は+ 40%です。途中トランプ関税ショックやアメリカによるイラン攻撃時の下落も経験しましたが、一度も積立を止めずに続けています。

この記事を読むことで、「なぜ20代に資産形成が必要なのか」「何から始めればいいか」といった知識が身につき、あなたの資産形成をスタートさせることができます。この記事を読み終えたあなたはすでに積立投資の設定まで終えているでしょう。

目次

20代からの資産形成は必要か?

結論からズバリお伝えします。20代からの資産形成は必要です。

投資の世界では20代から早く始めた方が、むしろ有利になるからです。秘密は「複利の力」にあります。

有名な古典に「ジャックとジル」という話があります。ジルは20〜27歳の8年間だけ積み立て、そのあとは一切追加投資せず放置。ジャックは28〜65歳の38年間、ずっと積立を続けた。投入元本はジャックの方が約5倍多い。それなのに、運用利回りが一定水準を超えると、最終資産はジルが勝つ(どちらも利回り10%とした場合)。

なぜか。ジルの資産は27歳時点でまとまった塊になっており、その後38年間ずっと複利で転がり続ける。ジャックは毎年新しいお金を入れているが、後から入れたお金は複利が効く年数が少ない。「時間」こそが複利の最大の燃料だからです。そして20代から資産形成を始めることで、その時間を最大限に活かすことができます。

時間の生みだす複利の力を一番享受できる20代だからこそ、資産形成を始めるべき、いや必要です。

いーとはなぜ資産形成を始めたのか?

僕が資産形成を始めた理由は、経済的自由を達成し世界中を旅したいからです。

そのために早くから資産形成を始め、2024年の新NISA制度開始と同時に積立投資を月4万円でスタートしました。投資歴は3年目、累計の積立額は120万円、現在の評価損益は+ 40%です。

途中トランプ関税ショックやアメリカによるイラン侵攻時の下落も経験しましたが、一度も積立を止めずに続けられています。

そして2026年2月に初の海外旅行であるシンガポールへ行きました。初めての海外で1人旅は不安もありましたが、「ここに来て良かった。もっと色々な国に行ってみたい!」と感じました。

みなさんもなんとなく資産形成を始めるのではなく、そのお金を何に使うのか、どんな人生にしたいのかをイメージして資産形成を始めてみてください。

資産形成と物価との関係

近年、「物価が上がった」「物価が高い」という話をニュースで聞く人がほとんどでしょう。実は物価が上がることは、資産形成が必要な理由の1つになります。

物価の上昇に自分の資産の成長が負けている場合、それは自分の購買力が落ちていることを意味します。買えるモノがどんどん減っていくのです。

例えば、現在の大手銀行の普通預金金利は年0.3%(2026年7月時点)となっています。それに対し、総務省の消費者物価指数によると、2025年平均の物価上昇率(総合)は前年比+ 3.2%でした。これはつまり、銀行に預けている普通預金の価値が実質約2.9%目減りしていることになります。今100円のおにぎりが来年には103円になっていますが、銀行口座に預けていた100円は101円にもなりません。今日買えたおにぎりが、1年後に買えなくなってしまうのです。

この問題の解決法の1つが、株式投資です。物価の上昇よりも高い成長が見込める株式に投資することで、資産を増やしていくことができます。

いーと

20代でも資産形成を始めることが必要である理由がわかっていただけましたでしょうか?
ここからは実際に資産形成を始めるための具体的なロードマップを紹介していきます。

20代に最適な資産形成スタートロードマップ

このロードマップでは、快適な資産形成ライフを過ごすために具体的におすすめするサービスを順に紹介しています。この記事を読みながらスマホ・パソコンを一緒に操作して、装備を整えていきましょう!

投資の前に準備・確認するべきこと

投資を始める前に準備すべきことがあります。自分の生活を守ってくれるお金を貯めること、毎月いくら積み立てるのか決めることです。

生活防衛資金(生活費3〜6か月分)を最優先で確保する

投資より先に「生活防衛資金」です。生活防衛資金とは、収入がなくなっても3〜6ヶ月は生活を守ることができる額のお金のことです。

なぜなら、急な病気・失業・引っ越しなどでまとまったお金が必要になったとき、投資資産しかないと「値下がりしたタイミングで売る」羽目になるからです。

例えば、1人暮らしで生活費が月15万円なら45万〜90万円、実家暮らしで月8万円なら24万〜48万円を普通預金など、すぐ引き出せる場所に置いておきます。

生活防衛資金という「守り」があるからこそ、投資という「攻め」を安心して続けられます。

5年以内に使う予定のお金は貯金に置く

近い将来に使い道が決まっているお金は、投資に回してはいけません。

理由は、株式市場は短期間では大きく上下し、使いたいタイミングで値下がりしている可能性があるからです。

例えば、2年後の引っ越し資金30万円、3年後の結婚資金100万円のような「期限と金額が決まっているお金」は、増やすことより減らさないことが重要です。

つまり、投資に回してよいのは「当面使う予定のない、5年以上置いておけるお金」だけです。

残った余裕資金を投資に回す

生活防衛資金と近い将来の支出を除いた「余裕資金」が、投資の原資です。

なぜなら、余裕資金であれば一時的に値下がりしても生活に影響がなく、長期運用で回復を待てるからです。

例えば手取り20万円・1人暮らしの場合、「生活費15万円+予備1万円」を除いた3〜4万円のうち、1〜3万円を積立投資に回す、といったイメージです。金額の正解は人それぞれですが、「無理なく10年続けられる金額」が唯一の基準になります。

インデックスファンド+現金のシンプルポートフォリオにする

ポートフォリオとは「金融商品の組み合わせ・資産構成」を指す言葉です。結論、投資初心者が選ぶべき投資方法は、間違いなく「インデックス投資」です。

なぜならインデックス投資は、①銘柄選びの専門知識が不要、②運用コスト(信託報酬)が極めて低い、③毎月100円からでも始められる、という三拍子揃った”初心者にピッタリの投資”だからです。個別株やアクティブファンドのように銘柄を見極める必要がなく、市場全体を丸ごと買う発想なので、知識ゼロでも”市場平均”というプロと遜色ない成績を狙えます。

例えば米国の代表的な指数「S&P500」に連動するインデックスファンドは、過去30年間で年平均約10%のリターンを記録しています。仮に毎月3万円を30年間積み立てた場合、元本1,080万円に対し、複利効果で最終的には約6,000万円以上に到達する計算です(年利10%・複利計算)。

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「d NEOBANK(住信SBIネット銀行)」で新規口座開設

銀行口座を持っていない方はまず銀行口座を開設しましょう。ネット銀行を利用するのがおすすめで、特にこのブログでは「d NEOBANK(住信SBIネット銀行)」をおすすめしています。

おすすめする理由は、この後紹介するSBI証券や三井住友NLカードとの互換性が高い、本人確認書類の提出のしやすさや、スマホアプリの使用でお金の管理がしやすいといったメリットがあるからです。

1.「SBIハイブリッド預金」でSBI証券と自動連携できる:銀行のお金が証券口座の買付余力に自動で反映されるので、クレカ積立の上限(月10万円)を超えるスポット購入でも入金作業がいりません

2.「目的別口座」で生活防衛資金を分けて置ける:先ほど貯めると決めた生活費3〜6か月分を、日常の口座と切り分けて”見えない化”できます

3.口座開設からATM入出金・振込までスマホで完結。ランクに応じてATM・他行振込の無料回数も付きます(回数は公式サイトで最新条件を確認)

※2026年8月3日に「ドコモSMTBネット銀行」へ商号変更されますが、口座番号・キャッシュカード・上記サービスはそのまま使えます。

アプリは下記からインストールできます。

▶︎ iPhoneをお使いの方(App Store)はこちら

▶︎ Androidをお使いの方(Google Play)はこちら

パソコンで申し込む方はこちらから

①口座開設申込

②スマホで本人確認

③初期設定

SBI証券で新規口座開設し、NISA口座を開く

次に証券口座を開きます。おすすめはSBI証券です。

国内株式の売買手数料0円・投信の買付手数料0円・月100円から積立可能、優良な商品を扱っている、ポイントサービスが充実しているといったメリットがあります。

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SBI証券での証券口座開設はSBI証券のホームページから行います。参考:SBI証券|口座開設の流れ

①口座開設申込。申込画面で『NISA口座を同時に申し込む』に必ずチェック(マイナンバー確認書類が必要)

新NISAとは日本の金融制度の1つで、投資した金融商品から得られる利益は非課税になる制度です(通常は利益に対し20%の税金がかかります)。いわば「バリア」です。ただしNISA口座で投資できる上限金額は決まっています。資産形成のポイントである「長期・分散・積立投資」を続けやすく、日本政府の神制度と言えます。例えば株を売って100万円の利益を得たとき、通常であれば利益の20%、つまり20万円が税金として引かれます。しかしNISA口座で運用していれば、ここに税金はかからず100万円丸々自分の懐に入ります。

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②本人確認書類を提出

③完了通知を受け取る

審査が完了したらメールにて「口座開設完了通知」が届きます。

メールには取引パスワード設定ページへのURLが記載されているので、削除しないようにしてください。

④初期設定

三井住友カード(NL)を新規発行申し込みをする

積立の決済は、年会費永年無料の「三井住友カード(NL)」がおすすめです。

SBI証券のクレカ積立に設定すると、積立額の0.5%分のVポイントが毎月自動で貯まります。例えば月3万円の積立なら、年間1,800ポイント。何もしなくても書籍1冊分くらいは戻ってくる計算です。

※1つだけ注意。ポイント付与は「入会初年度は無条件」ですが、2年目以降は「前年にカードを10万円以上使うこと」が条件です(積立額自体はカウント外)。月8,400円ペースなので、スマホ代やサブスクの支払いをこのカードにまとめておけば自然にクリアできます。

※ 「三井住友Olive」ではありません。

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①申し込み

申し込みは三井住友カードのホームページから以下の手順で行います。

②支払口座の設定

続いて支払口座の設定に進みます。先ほどの完了画面から「同意して次へ」をタップすると、d NEOBANK(住信SBIネット銀行)サイトに移動します。

③審査・カード発行・アプリ設定

審査が完了したらカードが発行され、申し込みから約1週間で送付されます。(※申請するタイミングによって1週間以上かかる地域もあります)

カードが届いたら、以下の手順でVpassアプリのセットアップをしましょう。Vpassアプリは三井住友カード(NL)の管理に使用するアプリです。

<Vpassアプリ>
▶︎ iPhone (App Store)はこちら
▶︎ Android (Google play)はこちら

SBI証券と三井住友カード(NL)を連携させる

ここまでで装備品はそろいました!もうひと頑張りです。

SBI証券でのクレジットカードの登録は、SBI証券WEBサイト>① 投資信託>② クレジットカード登録の「変更」>③ 「カードを登録する」より行えます。

毎月の積立設定をする

いよいよ最後のステップです。

① SBI証券トップ →「投資信託」→ 検索窓に「eMAXIS Slim」と入力

② 「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」か「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を選び、右側の「積立」をクリック

必ず「eMAXIS Slim」を選択してください!似た名前でSlimの付いていない「eMAXIS 全世界株式インデックス」などがありますがこちらを選んでは絶対にいけません!!Slimなしの『eMAXIS 全世界株式インデックス』は信託報酬が年0.66%と、Slim(年0.08%程度)の8倍以上。残高500万円なら毎年約29000円をムダに払う計算。

③ 決済方法:「クレジットカード」を選択(ステップ4で登録した三井住友カード(NL)が表示されます)

④ 預り区分:「NISA(つみたて投資枠)」を選択←ここが最重要!「特定/一般」のままだと利益に約20%課税されます。NISAなら利益が丸ごと非課税です。

⑤ 積立金額:準備編で決めた金額を入力(100円〜月10万円まで設定可)

⑥ 取引パスワードを入力して完了。あとは毎月自動で買い付けされます。

ここまで読んで「めんどくさ!」と感じているあなたへ

ここまで長い道のりでしたね。設定を完了した方、お疲れ様でした!

一方で、「こんなにやることがあるなんて大変だ!また今度にしよう…」とめんどうに感じた方もいると思います。

しかし、ちょっと待ってください!!その先延ばしは大きな損失です。先ほどもお伝えしたように、投資の複利は時間を掛ければ掛けるほど大きく働きます。投資を始めるなら1日でも早く始めたほうがいい、ということです。

ジャックとジルでも見たように、今投資を始めなかったあなたは、始めていたあなたに勝つことはできません。得られていたはずの利益が行動しないことで消えてしまうのです。

月1万円・年5%の試算では、始めるのが1年遅れるだけで30年後の資産は約832万円→約780万円。たった1年の先延ばしが約52万円の差になります。10年先延ばしなら差は約421万円。「今日やる」が一番賢い選択です。

ちょっとめんどうな作業を今すぐに終わらせてしまえば、今後ずっと自動で積立投資が行われます。「今めんどくさいことをやって、後で利益を得る」これも立派な投資の1つです。未来の自分の利益のために、今もうちょっと頑張ってみませんか?

20代の資産形成に関するQ&A

Q. 20代後半からだともう遅いですか?

A. まったく遅くありません。25歳と29歳の差より、「29歳で始めた人」と「39歳まで先送りした人」の差のほうが圧倒的に大きいです。毎月1万円・年5%の試算では、30年で約832万円、20年で約411万円。始めるなら常に「今日」が最速です。

Q. 女性でも同じ方法でいいですか?

A. 基本戦略は同じです。ただし出産・育休などで収入が変動する可能性を考えるなら、生活防衛資金を厚め(生活費6か月分以上)にする、積立額を無理なく調整できる金額にしておく、といった「守りを厚くする調整」がおすすめです。

Q. 本で体系的に学ぶなら何がいいですか?

A. 投資を始めたころに1〜2冊読むと、SNSのノイズに振り回されなくなります。初心者向けのおすすめ本は【20代向け・投資を学べるおすすめ本まとめ】で紹介しています。

まとめ

今回は「20代に資産形成は必要か?」というテーマを取り扱いました。お金に余裕があるとはいい難い20代ですが、若く時間がたっぷりあることは投資では大きなアドバンテージになります。毎月1万円・年5%でも30年で約832万円(元本360万円)。早く始めるほど複利が効きます。

正しい知識を学んで一つ一つ実践していけば、投資は怖いものではありません。ここまで記事を読んでくれた方は必ず、資産形成ロードマップを最後まで終えてください。その行動が未来のあなたに非常に大きな利益をもたらすことは間違いありません。

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